考える葦になりたい大学生

学びの記録に。考えたことの記録に。大学生なのでお手柔らかに。

熱中症と部活動(1)

痛ましい事件が起こった。

www3.nhk.or.jp

小学校1年生の尊い命。絶対に防げることだったと思えるだけに悔しさが募る。

 

以下の記事では専門家によるコメントがある。

「やめる勇気」が今年の夏は例年以上に求められるのではないかと思う。
headlines.yahoo.co.jp

 

先ほどの記事の中では「エアコンのある教室」とあるが、これについては以下の記事を見てほしい。「エアコンのない教室」がたくさんあることも問題なのである。
news.yahoo.co.jp

 

ちなみに、教室へのエアコンの設置について予算の問題だけでなく地球温暖化が進むから反対という意見がみられる。もちろんエアコンは電気を要するため温暖化と無関係とはいえない。

しかし、私としては以下のツイートの意見に同感で「現在の健康快適と将来の地球環境は両方大事」だと思う。つまり、温暖化するから無理な我慢をするというのはナンセンスだと考えている。特に、大人が我慢をせずに子どもに我慢をさせるというのはおかしいのではないか。(もちろん全教室にエアコンを導入した上での使い方も考える必要はあるが……)

 

★参考記事
nlab.itmedia.co.jp

 

追記

もう日本の夏にエアコンは必須であるというのはこちらの記事が詳しい。

 

野球大会での熱中症

前置きが長くなってしまった。今回のトピックは「部活動と熱中症」の問題である。まずはこちらの記事を見ておきたい。


www.nikkansports.com

突っ込みどころ満載の記事なので少々お付き合いいただきたい。

筒井一成監督(41)は「試合で倒れるなんて初めてです。何をやっているのか」とあきれ顔だった。

筒井監督。申し訳ないがあなたの発言にあきれ顔です。 

川越西の主将、野村真吾外野手(3年)は「水分と塩分の対策からやり直しです」と猛省した。

水分と塩分の対策についてはしっかりやるべきだが、学生が猛省することではないのでは。

埼玉県高野連・高間薫専務理事(58)は「ちょうど期末試験が終わり、体が慣れていないんじゃないかな。対策を考えないと。毎日これでは困る」と話した。

熱中症対策を考えるべきなのはその通り。しかし「体が慣れていない」という生徒のせいにしている。違う。対策を怠っている大人が悪い。そもそも、38.3度なんて環境で今まで通りの運営で熱中症が出ないとでも思っているのか。 再びのあきれ顔である。

 

この記事で見えてくるのは「熱中症になったことが悪い」という考え方。安全対策は誰がやるべきことなのか。子どもではなく大人であるべきではないだろうか。

 

根幹となる考えだけ先に提示しておくが

安全が確保されて、はじめて部活動(大会)ができる

ということを認識するべきである。

どうして安全対策が不十分なまま何事もなく強行しているのか。それでいて熱中症になったら生徒のせい。まるで「過労死したら社員のせい」というブラック企業と変わらないではないか。この異常さにどうしてこの記事は言及しないのか疑問である。

 

熱中症が問題となっている自治体はまだまだたくさんある。そんな中でこのような取り組みがみられたという。
headlines.yahoo.co.jp

こういう対策をしてはじめて実施していいものなのである。私の感覚としてはこれが「当たり前」であるが…このような取り組みが全国に普及しておくことを望んでいる。

よく記事を見てほしい。「1日約20人が救護室に運ばれている」のである。単純な掛け算でも全国で1日900人以上であり、1週間で6000人を超える。このまま放置していい事態ではないことはお分かりいただけると思う。

 

今年の甲子園は第100回という記念すべき大会である。まさかそんな大事な大会で死者を出すわけにはいかないだろう。死者は出なくても、熱中症で体調不良になったり足をつったりといった選手が続出してしまっては悲しいと思う。

 

今年の甲子園を、”安全”ないい大会にする

そのために、この状況をこのまま看過するのではなく、対策をしっかりと考えていくことが求められていると思う。

野球が「選手も観客も暑い中で頑張る」ものという固定観念からは抜け出して、選手にとっても観客にとっても少しでも”安全な”大会になることを強く望む。

具体的な提言ができないことが非常にもどかしいのだが、何かアイデアを思いついたら書き記していきたいと思う。

 

というわけで(1)はこのあたりにして、(2)に続く。この後は、”熱中症”と”部活動”について、公表されているデータを基に深く考察し、熱中症対策についても書いていこうと思う。